【監修】佐藤岳詩
【著者】バウンド
【発行】株式会社カンゼン
A5判/128ページ
2022年3月23日発売
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※本書の売上げの一部は「一般社団法人こども食堂支援機構」を通じて全国のこども食堂支援に使われます。
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☆カンゼンのこどもシリーズ!
より善い世界にするために一人ひとりが考えるべきこと
小学校高学年を対象に、高度な理屈を必要としない「倫理学の基本」を子どものみならず、これまで「倫理」という言葉から目を背けがちだった大人にもわかりやすく解説。
倫理的問題は、算数の計算式のようには、答えをはっきり出せません。だからこそ、倫理的問題を考える行為は、ものごとの善し悪しについて、自分で考えて向き合う力を育みます。
倫理学とは…
人々が社会生活を送るうえでの決まりや「善悪」を分ける基準を考える学問。
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「本当によいこと」を考えることはよい人生への道探しになる
倫理学は、「本当によいこと」とは何なのか、そんなものはあるのか、あるとすればその基準は何なのか、などを考える学問です。
みなさんの身のまわりには「嘘をついてはいけない」など、たくさんのきまりがあると思います。
こうしたきまりは、長い歴史の中で誰かが「よいと思ったこと」を議論し、積み重ねてつくってきたもので、
それらの多くにはきちんとした理由があります。
それでも、それらのすべてが正しいとはかぎりませんし、きまり同士がぶつかってしまうときもあります。
< 中 略 >
倫理学は、こうした事柄について、難しくてもなんとか自分で考えて、少しでもよくあろうとすることの手助けになるものです。
毎日の小さなことの少しずつの積み重ねが最終的に、人生の善し悪しにつながっていきます。
ですから、みなさんも本書を読みながら、いろんなきまりについて「どうしてそうなんだろう」と問い、
自分自身で「本当によいこと」について考えること、倫理学をすることによって、ただの人生ではなく、
よい人生への道を探してみてもらえればと思います。
【監修者執筆・本書はじめにより】
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【もくじ】
第1章 迷うかも!? あなたならどうする?
第2章 ところで「倫理」ってなんだ?
第3章 知っておきたい倫理の偉人たちが考えたこと
第4章 SNS時代の「情報倫理」について考えよう
第5章 地球は危ない!? 「環境倫理」を考えてみよう
第6章 お金のことを「経済倫理」で考えてみよう
第7章 なりたい職業と倫理の関係を見てみよう
第8章 今の世の中に倫理があるかを考えてみよう