【著者】大橋裕之
【発行】株式会社カンゼン
A5判/256ページ
2021年3月5日発売
2021年春の劇場公開が決定した映画『ゾッキ』の原作となった『ゾッキA』『ゾッキB』の二冊に続く、孤高の天才漫画家・大橋裕之の作品集。
メジャー商業誌デビュー作『世界最古の電子楽器 静子』(2007)から、アンダーカバーから、初めてのZINEとなる『SN』に掲載された最新作『シーン1』(2020)まで、大橋裕之の作家活動の歴史から幅広く中編、短編作品を選定して収録。さらに本書のために描きおろされた作品も掲載。「摩訶不思議なのにリアル」「最少の線なのに圧倒的表現力」と評される大橋裕之作品の世界観の魅力を余すところなく伝え、その才気がほとばしる一冊となります。巻末には、編集者として大橋裕之といくつもの作品で伴走した九龍ジョー氏が解説文を寄稿します。
【帯推薦文】
世界が嫌いになりそうな時に、
この本を読み返します
テレビ東京制作局プロデューサー
佐久間宣行
【目次】
シーン1
スーパーロンリー相田くん
世界最古の電子楽器 静子
平田さん
あの部屋
下駄
イモ虫女
ウォーキングドランカー酒田歩
眠り
コンパクトディスクファンクラブ
再会
カメラ
マスダさん
[描き下ろし]傘
あとがき
初出一覧
解説 九龍ジョー