【著者】曺貴裁
【発行】株式会社カンゼン
四六判/240ページ
2018年2月20日発売
選手を育て続ける、湘南ベルマーレの指揮官・曺貴裁が綴る渾身の一冊。
「心を奮わせて伝えなければ、選手に言葉は届かない」
「出合った選手たちと真剣に対峙する。一期一会だけでは終わらない、“一期一真剣”のマインドがなければ指導者としての責任を果たせない」
「いっさいの利害関係や理屈を抜きにして、預かった選手たちを好きになる」
選手の成長を考え、真正面から対峙する指揮官は何を考え、どのように選手と接するのか。選手を熱狂させる指揮官の指導哲学が詰まった一冊です。
日本サッカー協会副会長・岡田武史氏推薦!
「まっすぐな男が正面からぶつかっていくから曺のチームは一直線に成長していく」
【目次】
第1章 組織論
・一期一真剣
・選手を熱狂させられるか
・選手の無意識に働きかける
・理屈抜きに選手を愛せるか
・叱るのは選手のことを思っているから
・善人ぶるのはくだらない
・一瞬で信頼関係は崩壊する
・坪井慶介のプロフェッショナルな姿勢
など
第2章 育成論 選手の指導に正解はない
・チャンスで普段の生き様が見えることが大事
・目では追いかけ、心では放っておく
・ミスを脳裏に焼き付けなければいけない
・尖っている部分がなければ世界では通用しない
・ひどかったというイメージを抱かせたほうがいい
・選手を見る感覚は親子の関係に似ている
・時間はかかっても絶対にあきらめなかった
・指導者をやめるときまで自問自答は続く
など
第3章 監督論
・100%のエネルギーを注げるか
・ベルマーレから託されたミッション
・全ての決断を下し、全ての責任を負う
・これが湘南のサッカーだと胸を張れる空間
・お金で動かせないものを大事にしたい
など