【著者】佐相眞澄
【発行】株式会社カンゼン
46判/244ページ
2020年2月25日発売
【2019年夏の甲子園、神奈川大会で横浜を撃破して話題に! 】
激戦区・神奈川で強豪私学に“打ち勝つ”進学校
束の力で大きな成果を出す
チームを強くし、強い“個”を育てる指導論
スポーツ推薦なし、短い練習時間
限られた環境下で、いかに効率のいい取り組みができるか
横浜、東海大相模、慶應義塾、桐光学園
神奈川の『四天王』を倒すには、打ち勝つしかない
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コツを知らなければ、
正しい努力をすることもできない
横浜、東海大相模、慶應義塾、桐光学園のことを、私は神奈川の「四天王」と位置付けている。
四天王を倒さなければ、甲子園は見えてこない。私立の強打線を抑えるのは難しいので、ある程度の失点は覚悟したうえで、打ち勝つしかない。
私が日ごろから大事にしているのが、正しい努力をすることだ。バットを振るにしても、やみくもに振るのと、課題をわかったうえで振るのでは、1本1本の重みが変わってくる。そのために伝え続けているのが、「骨(コツ)」の重要性である。
【目次】
■第1章 チーム作り
環境は人を作る、その環境は人が作る
チーム強化に欠かせない保護者の力
“束”になって戦う県相の強さ
……など
■第2章 上達の秘訣
無知の知─知らないことを自覚する─
上達のカギは守破離にあり
「文武両道」ではなく「文武不岐」
……など
■第3章 技術向上
バットを持ったバッターのほうが有利
パワーポジションの重要性を知る
自分の体と対話する感覚を養う
あらゆる球に対応しやすい45度のトップ
……など
■第4章 メンタル強化
メンタルの強さ=「自信」と「思考」
冬トレで粘り強さを身に付ける
凡事徹底─当たり前のことを一生懸命に─
選手同士で褒めて、認め合う
……など
■第5章 指導者として生きる
監督こそ誰よりも負けず嫌いであれ
ライバル・原辰徳の存在
「何でできないんだ?」はNGワード
教え合うことによって野球界全体が成長する
一番の戸惑いはポジショニング
「人生打ち勝つ」
……など