【著者】大橋裕之
【発行】株式会社カンゼン
A5判/144ページ
2013年6月15日発売
「俺、このまま何にもなれずに終わるのかな…」
「1998年4月、高校を卒業した僕はプロボクサーになると言って実家を飛び出し、この街にやってきた。
本当は…漫画家になりたいのに…。俺は一体、何をやってるんだろう…」
漫画家になりたいという夢を抱いて迷走した、19歳の夏。
まわりのみんなが自分より偉く見えた、あの日。
ねじれた生活のなかで悶々としながら出した答えとは…。
迷いながら日々を生きる、すべての人に捧ぐ――。
町山智浩氏、ピース・又吉直樹氏、推薦!
「安アパートの孤独のドン底で、
自分が本当にやりたいことがわかった十代最後の夏、
地面を這うアリと目が合った。
『キッズ・リターン』を思い出した」
町山智浩
大橋裕之の描く漫画は最高に面白い。どうしようもない混沌とした日々に絶望する者と、それでも創り続ける者との差は忍耐力などではなく、何かに選ばれているか否かだと思う。
妥協なき創作の獣道を進み続けて欲しい。
又吉直樹(ピース)